第112回 セパンテスト Look Up (To See What’s Coming Down)

2017年2月2日 aoyama 0

 2017年最初のプレシーズンテストでトップタイムを記録したのは、大型移籍で注目を集めるマーヴェリック・ヴィニャーレス(モビスター・ヤマハ MotoGP)だった。初日3番手、二日目2番手、最終日には1分59秒368のトップタイム、と貫禄すら感じさせるような詰めかたで、日々の走行後コメントも、言葉の端 […続きを読む]

第111回 最終戦バレンシアGP 「Who will know」

2016年11月15日 aoyama 0

 4メーカーの9選手が優勝を遂げた波瀾万丈の2016年MotoGP最終戦は、周回数を重ねるほど緊迫の度合いを増す30周のレースで幕を閉じた。ポールポジションスタートから序盤に大きな差を築いたホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ MotoGP)が、最後まで完璧にレースをコントロールして逃げ切る得意のパ […続きを読む]

第110回 第17戦マレーシアGP 「Nine Lives」

2016年10月31日 aoyama 0

 悲運の人、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム)がついに、今シーズン9人目の優勝者となった。開幕戦のカタールで2位表彰台を獲得した次のアルゼンチンGPでは、ゴール直前にチームメイトのイアンノーネにイン側からやっつけられて表彰台を逃し、気を取り直して臨んだ翌週のオースティンでもまたもやイ […続きを読む]

第109回 第16戦オーストラリアGP On an Island

2016年10月24日 aoyama 0

 寒いよ。いやホントに。第16戦オーストラリアGPの気温は、ウィークを通して記録上でも11度とか12度とか13度とか。タスマニア方向からの南極颪(おろし)が吹いてくるので、体感的にはさらに低くて一ケタ台前半、といったあたりだったと思う。しかもそこに雨が降るわけですよ。  雨、というか、むしろ霙(みぞ […続きを読む]

第108回 第15戦日本GP Take Five

2016年10月17日 aoyama 0

 世界チャンピオンを獲得する人がいろんな意味でいろいろとすごいのは当然なのだけれども、弱冠23歳で3回目のMotoGP年間総合優勝、しかも中小排気量時代と合わせて通算5度目の王座獲得、という事実を改めて目の当たりにすると、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)はやはりすごい才能の持ち主である、 […続きを読む]

第107回 第14戦アラゴンGP One Little Victory

2016年9月27日 aoyama 0

 久々にマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)の持ち味が存分に発揮された第14戦だった。自らのミスでちょいと窮地を招き、そこから失地回復していくことで盛り上げを結果的に演出してしまうというある種天然なところ、そしてクレバーな勝負と後半の力強いレース運びなど、いろんな意味でマルケスらしいレースだ […続きを読む]

第106回 第13戦サンマリノGP Back To That Same Old Place

2016年9月12日 aoyama 0

 いやそれにしてもなんと鮮やかで切れ味の鋭いオーバーテイクの連続であったことか。第13戦サンマリノGPで優勝したダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ・チーム)の走りは、今シーズンここまでの不振が嘘のような力強さで、彼のヘルメットが象徴するような、「寄らば斬るぞ」といわんばかりの迫力に満ちていた。  完璧 […続きを読む]

第105回 第12戦イギリスGP Defeat Is No Option

2016年9月5日 aoyama 0

 マーヴェリック・ヴィニャーレス(チーム・スズキ・エクスター)初勝利。シーズン7人目の優勝者登場である。今年は第6戦イタリアGP以降、毎戦異なる選手が優勝している(ロレンソ−ロッシ−ミラー−マルケス−イアンノーネ−クラッチロー−ヴィニャーレス)。こんなシーズンは、ちょっと今まで例がなかったのではない […続きを読む]

第104回 第11戦チェコGP 「たったひとつの冴えたやりかた」

2016年8月23日 aoyama 0

 イギリス人が最高峰クラスで優勝するのは35年ぶり。1981年8月16日に、スウェーデンのアンダーストープでバリー・シーンが勝ったとき以来のことなのだとか。1981年といえば、日本では『ルビーの指輪』がヒットして『魔界転生』や『セーラー服と機関銃』が公開された年である。二輪の世界ではHY戦争まっさか […続きを読む]

第103回 第10戦オーストリアGP 「Resurgence」

2016年8月16日 aoyama 0

 19年ぶりのオーストリアGPである。前回の開催は1997年6月1日。名称も現在のようなレッドブルリンクではなく、A-1リンク、と呼ばれていた時代だ。大人のファンにしてみれば、ついこの間、というくらいの時間感覚かもしれないが、19年という月日は長い(あたりまえだが)。どれくらい長いかというと、現在M […続きを読む]